• 木村眼科TOP
  • 診療案内
  • レーザー治療(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜剥離、緑内障、後発白内障等)

木村眼科

レーザー治療(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜剥離、緑内障、後発白内障等)

眼科では、いろいろな眼科疾患でレーザー治療を行います。

01

パターンレーザー光凝固装置のパスカル

新しいレーザー光凝固装置のパスカル(トプコン社製)です。短時間に複数のレーザー照射ができますので、痛みが少なくて済みます。治療時間の短縮にもつながります。
糖尿病網膜症や虹彩光凝固術・網膜裂孔などの治療に使います。

 

① 糖尿病網膜症

レーザー治療が必要になるのは、増殖前網膜症の段階に入ったときからです。

この時期から網膜の血流が途絶えたり、新しいけれど悪い血管である新生血管がでてきたりします。網膜にレーザーを照射して血流の需要と供給のバランスをとって新生血管の発生を防ぎます。これで視力回復をする訳ではありませんが、網膜症の進行は抑制されます。

 

② 網膜静脈閉塞症

02

 高血圧や動脈硬化があると、網膜の静脈がつまり、眼底出血を生じます。ます。網膜静脈には、ふつう大きな血管が4本あります。この4本の血管すべてが閉塞するのが網膜中心静脈閉塞症です。4本のうち一部のみ閉塞するのが、網膜静脈分枝閉塞症です。 網膜血管が閉塞していると新生血管を生じることがあるため、レーザー治療をします。

 

③ 網膜剥離

症状
飛蚊症(ひぶんしょう)・視野欠損・光視症があります。黄斑部まで網膜剥離が進行すると、視力低下やゆがみを生じます。
原因
近視が強い方は網膜剥離になりやすいです。
加齢により硝子体が委縮してきます。この時硝子体と網膜に癒着があると網膜裂孔を生じ網膜剥離となります。
外傷により生じることあります。
治療
網膜剥離は、軽度なうちならば、左の写真のように網膜光凝固術で治療できます。右の図のように大きく剥離してしまった場合は、入院して手術を受けることになります。

 

④ 緑内障

 狭隅角緑内障のひとは、急激な眼痛や頭痛を生じる緑内障発作を起こすことがあります。狭隅角緑内障に対して、レーザー光線で虹彩に孔を開け、眼内の房水の流れを変えます。緑内障発作の予防のため、虹彩光凝固術を行います。痛みはありません。他に手術的に周辺虹彩切除術を行うこともあります。

 

⑤ 後発白内障

03

YAGレーザー

白内障の手術をして、よく見える様になっても、だんだん見にくくなる方が時にあります。後発白内障かもしれません。YAGレーザーでなおします。痛みはありません。