2008年12月02日

角膜知覚計について

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角膜知覚計は、左図のようなペンのような形をしています。

先から細いナイロン糸が出てきます。

ナイロン糸を60mmから5mmまでの長さで出します。

まず60mmの長さで角膜中央に垂直にあてます。

 

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そして5mmずつ短くしていきます。患者さんが痛みを感じるか、瞬目反射をした時のナイロン糸の長さが知覚の値です。

角膜ヘルペスの時には、角膜知覚が低下しており、角膜ヘルペスの診断には重要です。

 

2008年04月18日

老人環

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高齢者の角膜周辺部にリング状の白い混濁を生じます。原因はコレステロールなどの脂質が角膜組織に沈着するためです。
 
 
 
 
 
 
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老人環と結膜との間に透明な部分があります。透明帯といいます。 角膜の中央まで混濁が進むことはなく、視力低下を生じません。眼科学的には治療の必要はありません。
一種の老化ですので心配いりません。

 

 

花

しかし、40歳以下の人でも同様の混濁を生じることがあります。 若年環といいます。高コレステロール血症などのことがありますので、内科での血液検査・心電図検査を受けることをおすすめします。

 

2008年04月15日

角膜異物

角膜(黒目)に異物がささり、痛くて来院されます。

DSC00019 角膜に鉄粉が刺さっています。

角膜表面は、水分が豊富で、体温のためあたたかく、鉄粉がさびやすいです。

30分もするとさび始めます。

 鉄粉以外には石・ガラス片・植物のトゲなどがあります

 

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異物を除去する異物針 です

 

 

 

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これはサビをとる鉄さび除去ドリルです。

 

 

 

 

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鉄粉が取れました。角膜のキズに感染を起こさない様に抗生物質の点眼薬をさして頂きます。

角膜にきずができましたので、点眼麻酔薬の効果が切れてくると痛みを強く感じます。

痛み止めの内服薬が、眼痛にも有効です。痛みがひどい時は、飲んでみて下さい。

 

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