2008年04月25日

重瞼術(ふたえまぶたの手術)とナイロン糸の露出

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最近は、プチ成形がはやりだそうで、重瞼術(ふたえまぶたの手術)を形成外科で受けた方が多く見受けられます。 アレルギー性結膜炎などの検査で上眼瞼を翻転するのですが、重瞼術をしたかたは、翻転しにくいのです。また手術のあとが見られるので、 手術をしたかどうかわかります。

上の写真は、若い女性の上眼瞼の裏の写真です。目が痛いために来院されました。コンタクトレンズのせいで目が痛いと訴えていました。 角膜にびらんをみとめたので、上眼瞼を翻転すると何やら糸が見えます。

 

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お話を聞くと、5年前に重瞼術を受けたそうです。重瞼術の術式は、ナイロン糸を埋没させる方法が多いので、 埋没式重瞼術を受けたのでしょう。

この1cmくらいの長さの糸は、7-0ナイロン糸と思われ、断端をセッシで引いて抜去しました。 糸に結び目が無いので7-0ナイロン糸の断裂というより、結び目がゆるんだものと思われます。

 

 

 

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2008年04月17日

結膜下出血

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結膜下出血は、眼球結膜の下に出血するもので、指で触っても血がついて赤くなることはありません。
よく見ると、べったりと赤くなっています。

 

 

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充血は、細い赤い血管が拡張して赤く見えます。拡大してみると、多数の血管が見えます。

 

 

 

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通常1~2週間で自然に吸収されます。赤色が次第にピンク色になり、吸収されます。

病院によっては止血剤を内服で処方するところもありますが、止血剤を飲まなくても自然に吸収されます。

夜、寝ている時に手で眼をこすったりして、朝起きると眼が赤く結膜下出血を起こしています。あるいは、 何もしなくても結膜下出血を生じます

 

桜と空

結膜下出血をなんども繰り返す場合は、要注意です。 糖尿病や高血圧などの出血しやすい病気があるかもしれません。 またワーファリンやバファリンなどの血液をサラサラにする薬を内服していますと結膜下出血を生じやすくなります。

 

2008年04月15日

結膜結石

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胆石や尿管結石ははよく耳にすると思います。眼科でも結膜結石は、日常診療でよくみるものです。

眼瞼の結膜や内眼角にみられ、眼球の結膜には見られません。眼瞼をひっくり返すと、黄白色の小さなかたまりが見えます。

初めは小さくて、痛みはありません。しだいに大きくなり、異物感を生じます。上の写真の中央にある白いかたまりです。

原因は、カルシウムが沈着したわけではなく、結膜の細胞タンパクが変性してできた硝子様物質の貯留したものです。

結膜結石治療は、異物感を生じる位に大きくなったら、点眼麻酔、洗眼後に注射針を用いて結膜結石を除去します。

対症療法であり、結膜結石は再発することがあります。

 

 

桜   

 

 

 

たんぽぽみたいなピンク色の花

 

 

 

 

花