2010年08月23日

AcrySof® Multifocal Toric IOLについて

アルコン社には、現在、 乱視を矯正するAcrySof IQ Toric IOLがあります。
また遠近両用眼内レンズのAcrySof ReSTORがあります。
IQ Toric IOLはレンズの後面(網膜側)に、 乱視を矯正する仕組みがあります。
ReSTORはレンズの前面(角膜側)に、 遠近ともに見える仕組みがあります。
 よってこれらを組み合わせます。
  レンズの後ろ面 (網膜側)に、 乱視を矯正する仕組みをつけ、 レンズの前面 (角膜側)に、 遠近ともに見える仕組みをつけ
ます。すると、 乱視も矯正する遠近両用眼内レンズができます。
日本では未承認で使用する事はできませんが、外国では、すでにあるようです。
AcrySof IQ ReSTOR Multifocal Toric IOLに箱の写真があります。
早く、日本も認可して欲しい気がします。
日本の眼内レンズメーカーも、 このようなハイテクの眼内レンズを作ってくれる事を期待します。

2010年07月16日

HumanOptics 社のAdd-onレンズ

HumanOptics 社から Add-onレンズが出されています。Add-onレンズとは、一度白内障手術がされている眼に、もう一枚追加の眼内レンズを入れものです。日本では未承認です。

球面レンズ・回折レンズ・乱視レンズの三種類あり。一度白内障手術をして、もし度が合わなかったときに度修正可能です。多焦点眼内レンズにすることも、乱視矯正することも可能です。

2枚眼内レンズを重ねるピギーバッグ法は、かつてファイブローシスを生じたので、このレンズはこれを生じない様に、すでに移植したレンズと接触しないように(後面が凹に)できています。

2010年07月15日

遠近両用眼内レンズ (AMO Synchrony)

遠近両用眼内レンズのひとつとして、AMO社よりSynchronyが外国で発売されています。日本では未承認です。

Dr.Osma (南米コロンビアの先生)が発表されておりました。AMOのSynchronyを473眼使用したそうです。

仕組みは、2枚のレンズがあり、2枚のレンズのあいだにバネがあります。この2枚のレンズが離れたり、近づいたりしてピントを合わせます。

インジェクターで入れます。

前嚢切開CCCは正円である必要があります。

またカプセルが白く濁ると固くなり、弾力性がなくなるため、透明性を維持する必要があります。カプセルは、2手法で360°磨く必要があります。写真で見ると確かにIOLが入っているのにカプセルに混濁がありません。

患者さんが、Syncronyは慣れるのに2~3週かかります。ReSTORの場合は翌日から見えます。

2010年07月07日

消費税が10%へ!?

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民主党の菅首相が消費税を10%に上げる意向です。消費税が5%から10%に上げると、税収が11兆円増えます。その一方で法人税を40%から25%に下げるそうで、これにより税収は9兆円減少します。すると2兆円税収が増えるだけです。

つまり、消費税をあげても法人税が減るため、財政は苦しく、約束通り消費税の増加分が福祉に回ってくるとは思えません。

法人税を下げないと企業は外国に出ていきます。しかし、国民は外国に出ていかないから、大丈夫ということでしょうか?

また最高税率を所得税40%から上げるそうです。最高税率は、市民税等の10%を入れると現行でも50%もあります。(このことはなぜか新聞には載っていません。)日本の富裕層が国外に脱出する日も近いと思います。若い世代の日本人は英語が堪能です。外国旅行もよくします。外国暮らしに抵抗はありません。

法人税を下げても、安い人件費を求めて、企業は外国に出ていきます。そう思いませんか?

消費税は上げないでほしい。政治家のみなさん、お願いします。

2010年06月08日

映画「孤高のメス」について

6月4日(土)映画「孤高のメス」をみました。

優秀な外科医当麻先生が、アメリカから帰り市民病院にきました。見事な手術により患者さんを救っていきます。

今までのやる気のない外科医達は、手術に失敗するとすぐに大学病院に転送していました。

患者さんを治療することに情熱を傾ける医師の姿に、看護婦や若い研修医の意識が次第に変わっていきます。

現代でも献身的な努力をしている医師はたくさんいます。ヒラリー・クリントンさんも、 日本の献身的な医療スタッフの働きぶりに驚きの声を上げていました。マスコミは、医療の問題ばかりを取り上げますから、 日本の医療の良い点は一般の人には分かりません。

生体肝移植の問題にも触れています。後は、映画を見ていただきたいと思います。

とても感動的な映画です。みなさんに見ていただきたいと思います。

 

2010年05月16日

翼状片(よくじょうへん)Pterygiumについて

翼状片(よくじょうへん)Pterygiumについて

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結膜の良性な増殖です。

太陽光線(紫外線)とまばたき が、原因と考えられています。

翼状片が大きくなり、瞳孔縁に かかると視力が低下します。

治療は、視力が低下する前に、 手術で切除します。

若い方は、再発率が高いので、なるべく遅く手術します。

2010年03月27日

財政難の米カリフォルニア州、マリフアナ合法化に向け住民投票(CNNより)

2010年3月26日 CNNのニュースより、驚くべき記事がありました。

 「財政難の米カリフォルニア州が11月2日(中間選挙の日)、マリフアナ合法化について住民投票することが確実となった。 21歳以上の成人による個人使用に限定し、マリファナの所持、栽培、携帯を認めるもの。個人使用目的のマリファナ販売が合法になれば、 たばこやアルコールと同様に課税が可能となる。マリファナによる税収入額は年間14億ドルとの試算も出ている。 州が抱える財政赤字額は200億ドル。 」

マリファナは、習慣性が少ないといわれているが、マリファナに慣れたら、さらに強力な薬物を求める。

カリフォルニアに旅行や仕事で行く日本人も多い。マリファナが合法となれば、日本人もアメリカで、マリファナを経験する事となる。

いずれ日本にもマリファナが蔓延する!恐ろしいことである。

財政が苦しいからといって、マリファナを合法化してよいのか?

政治に興味はない。しかし、これは、日本国民・米国民の健康に関係する。皆で断固反対して欲しい。

 

 

 

 

2010年01月29日

窓際に時計を置きました。

DSC00546 窓際に時計を置きました。

毎朝、小学生が、当院の前を通って学校に行きます。

腕時計を小学生は持っていませんから、通学時に窓越しに時計を見ます。

時刻が正確にわかり喜ばれています。

2010年01月26日

トーリック眼内レンズ

トーリック眼内レンズを白内障手術時に入れると、前から持っていた乱視を軽減できます。

日本アルコン社から、アクリソフ IQ TORICが出ています。

ポイントは、乱視軸をしっかり合わせることです。

座位と仰臥位では、人眼だと少し、内側または外側に回旋します。

だから座位で、眼球にマークをつけ、それに対してトーリック眼内レンズを正確にあわせる事が大事になります。

いろいろなやり方があります。

IOLマスターで撮影したwhite to whiteの画面を、 そのまま印刷します。眼球につけたマークが、 真下または水平から何度ずれた位置にあるか、分度器で計測します。

または、前眼部の写真をパソコンに取り込み、フリーソフトの分度器を重ねて角度を計測する方法もあるそうです。

また、術後の軸ズレの評価をします。術後の眼内レンズの写真をphotoshop等にいれ、 ものさしツールで角度を計算し、予定角度と何度ずれているか調べます。 ±5度以内が多いそうです。

David Chang先生は1. 1%(3/263眼) に角度修正をしたそうです。術後すぐであれば、BSSのみで修正可能だそうです。

トーリック眼内レンズ入った眼球に網膜はく離が生じて、硝子体手術が必要になったとき問題は無いでしょうか?角膜上に接触型レンズをのせてする硝子体切除術において、普通の単焦点眼内レンズと変わらず 問題ありません。 広角観察システムでも、単焦点レンズの様にみえて問題ありません。

 

人眼は、加齢とともに多少倒乱視化するので直乱視は少し残したほうが良いようです。

 

日本では、SN6AT3 SN6AT4 SN6AT5の3種類ですが、 外国ではもっと乱視度数の入ったSN6ATSN6AT7などもあるようです。

2010年01月25日

第33回日本眼科手術学会に参加しました

DSC00537平成22年1月22日(金)から 1月24日(日)まで、

東京国際フォーラムで開かれた第33回日本眼科手術学会に参加しました。

最新の眼科医療に触れる良い機会でした。

勉強してきたことについて、記載していきたいと思います。